都内でも報告、侵襲性髄膜炎菌感染症(IMD)にご注意を
都内でも報告、侵襲性髄膜炎菌感染症(IMD)にご注意を
最近、都内でも侵襲性髄膜炎菌感染症(IMD)の報告があります。
髄膜炎菌は、鼻やのどの奥に保菌されていても、ほとんどの人は無症状のまま経過します。しかし、まれに血液や髄液に侵入すると、急激に全身に感染が広がり、命に関わる深刻な状態になることがあります。数時間~数日で致死的となるケースもあり、救命できたとしても手足の切断などの重大な後遺症を残すことがあります。
▶ 詳細(写真の閲覧にはご注意ください)
https://en.wikipedia.org/wiki/Meningococcal_disease
とくにリスクが高まるのは、寮生活や国際的なイベント(マスギャザリング)など、人が密に集まる環境です。
そのため、寮生活を始める方や、国際大会・留学などを予定している方には、髄膜炎菌ワクチンの接種をおすすめします。
▶ 日本感染症学会「国際的マスギャザリングに関連したワクチン」
https://www.kansensho.or.jp/ref/vaccine.html
大切な日常を守るため、事前の備えをご検討ください。
当院でも、髄膜炎菌ワクチン(4価:MenACWY)の接種を受け付けております。ご希望の方は、お電話またはWEB予約からご相談ください。
なお、当院はB群髄膜炎菌ワクチンもご用意しています。主に渡航用ですが、必要な方には接種いたします。