スポットビジョンスクリーナー導入しています

 現在ウェルチ・アレン社の「スポットビジョンスクリーナー」を導入しています。潜在的な弱視などをスクリーニングするものです。

 人間は産まれながらにして視力が十分に備わっているものではありません。最初は明暗が分かる程度で、生後1-2ヶ月ほどから形がわかると言われています。

 視力は鍛えないと育つことが出来ません。何かしらの理由で視覚情報を伝える経路(角膜・水晶体・硝子体・網膜・視神経)に支障がきたすと、視力の発達が止まったり遅れたりすることになります。

 視力発達の感受性は生後1か月から上昇しはじめ1歳半ごろにピークに達し、その後徐々に減衰してだいたい8歳ごろまでに消失すると考えられています。この感受性期は、弱視の治療効果にも影響しやすい時期といえます。いいかえれば、感受性の高い時期ほど弱視治療に対する反応が良く、感受性が減るほど治療に対する反応が悪くなります。
日本眼科学会:弱視

 できれば3歳の前には、スクリーニングしたいです。

 スポットビジョンスクリーナーは97%の成功率(会社曰く)で、近視・遠視・乱視・斜視・不同視・瞳孔不同などをスクリーニングできます。

 ビジョンスクリーナーは生後6ヶ月から使用可能です。当院では、当院で行っている乳児健診(6・7ヶ月健診、9・10ヶ月健診、1歳6ヶ月健診)および弱視の疑いがあるお子さんに目の検査をしています。通常は数十秒もかかりません(中には泣いてしまうなどして、うまく計測できない方もいますが)。ぜひ、ご利用下さい。