2012.10.31
カテゴリ:胆道閉鎖症
東京医科大学小児科のビタミンK2シロップ投与
山口県小児科医会に続き、東京医大小児科でのケイツーシロップについての説明書を手に入れました。
シンプルでわかりやすい説明です。値段は変わるかもしれないので、抜いておきますね。
ビタミンK製剤(ケイツーシロップ)についてのご説明
「新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症」予防のために、本邦では、出生後、退院後、1か月健診時の合計3回、ビタミンK2シロップの投与が行われてきました。
しかし、母乳栄養児では生後3ヶ月くらいまで、赤ちゃんの”ビタミンK欠乏性出血”のリスクが人工栄養児に比べ高いことがわかりました。
これは、母乳中にビタミンKが不足していることが主な原因です。
当院では日本小児科学会のガイドラインを参考に、母乳栄養が中心の赤ちゃんにたいして生後3ヶ月までビタミンK2シロップを飲ませていただくことをお勧めしています。
「対象となる赤ちゃん」
1ヶ月検診の時
- 母乳栄養の赤ちゃん
- 混合(母乳と人工乳)栄養で、母乳のほうが多い赤ちゃん
「飲ませ方」
生後1ヶ月から毎週一回(1包)
生後3ヶ月になるまでの8週間(合計8回の投与)
※ケイツーシロップ内服は保険診療ではありませんので、自費でXXX円お支払いいただくことになります。
東京医科大学小児科
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