11月からの四種混合ワクチン(IPV-DPT)について

 いよいよ明日(11月1日)から、不活化ポリオワクチン(日本ポリオ研究所供給のセービン株のIPV)と従前の三種混合ワクチン(DPT)が合わさった、四種混合ワクチン(IPV-DTP)の接種が始まります。世田谷区では今年の8月生まれの方から、四種混合ワクチンの問診票が順次配送されています(予定も含む)。

 しかしながら、現実には四種混合ワクチンはほとんどありません。理由はいろいろと言われていますが、本当のところはよくわかりません。

 このまま四種混合ワクチンをしないと、百日咳がさらに流行するのは歴史が証明しています。様子見は避けてください。

百日咳についてその1――こんなに悲しい数字があるんだ

 世田谷区では四種混合ワクチンの問診票で三種混合ワクチンが接種できるようになります。また、単独不活化ポリオワクチンの問診票はクリニックに用意してあるので、不活化ポリオワクチンの接種も可能です。

 不活化ポリオワクチンの供給に問題がない限り、当院では四種混合ワクチンの代わりに、三種混合ワクチン+不活化ポリオワクチンの同時接種をおすすめします。

 ご不便をお掛けするかもしれませんが、ご理解とご協力をお願いします。

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