少女たちへの「呪いの言葉」

本日、村中璃子氏がジョン・マドックス賞を受賞しました。

HPVワクチンの安全性を検証する発信を続けてきた医師でジャーナリストの村中璃子さんが11月30日(ロンドン時間)、イギリスの一流科学誌「ネイチャー」元編集長の功績を記念したジョン・マドックス賞を受賞した。

同賞は公共の利益のために科学や科学的根拠を広めることに貢献した人に贈られている。
海外の一流科学誌「ネイチャー」 HPVワクチンの安全性を検証してきた医師・ジャーナリストの村中璃子さんを表彰

 本当はこのことも書きたかったのですが、後にしておきます。

 先日書いた、某MLへの発言を一部変更してアップします。


 世田谷区の宮原です。

 毎日新聞が先日、このようなタイトルの報道をしました。

子宮頸がんワクチン 接種後健康被害、7割が変わらず
https://mainichi.jp/articles/20171130/ddm/008/040/083000c

 早速、このような意見が出ています。

 「呪い」で理論的には悪くなることはないのですが、影響を受けることがあります。プラセボ効果と反対でノセボ効果(ノーシーボ効果)とも言います。

https://kusuri-jouhou.com/hospital/nocebo.html

堺春美教授ほか 子宮頸がんワクチンの重篤副反応に関する国際シンポジウム出席者

この子宮頸がんワクチンの特徴は、非常に激烈な反応を起こす免疫増強剤が入っているために、副反応というのはいつ、何処に起こるかわからない。全身の何処にでもどんな症状でも出て来る。
それからいつ出るかわからない。すぐに出るかもわからないし、半年後に出るかもしれない。1年2年3年、5年先にも起こるかもしれない。分からない。まるで予測がつきません。

 これは、2014年2月25日の「子宮頸がんワクチンの重篤副反応に関する国際シンポジウム」での日本臨床ウイルス学会 総務幹事(当時)の堺春美 前東海大学医学部教授の発言です。
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/9984dc8867d683c2ba211c2df0f7c252

 こういう会だから、話を盛っているのだろう、と思われる方もいるかもしれませんが、厚労省でも同じ発言をなさっていますし、さらに期間が伸びています。

堺春美「このワクチンは副反応がいつ出るかわからない、どこに出るかわからない、どんな症状が出るかわからない、ありとあらゆる臓器に、ありとあらゆる症状を出し、その出るまでの感覚は全くわかりません。10年後に出るかもしれない。何しろマクロファージはこれを食べてしまったまま全身の臓器にいますので、これはこれから10年、20年、30年、見なければわからないと私は思っています。」

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000048228.html
2014年2月26日 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見交換会 議事録

 HPVワクチンを接種した少女たちは、30年間怯え続けないといけないのでしょうか?

 もう一つがHPVワクチン接種後に不具合を起こしている少女の母親によるブログです。決して非侵襲的とは言えない筋生検をした後の結果です。

結果は…現時点では筋細胞からは何も出なかった。リンパ球も正常値内でアルミも検出されずということでした。

がっくり(。-_-。)…

佐々木先生もマグロちゃんも、クラゲちゃんも、セイウチ父さんも皆肩を落としてしまいました。

https://ameblo.jp/daizumametarou/entry-11709072335.html

筋生検の結果、何も出ていないことに正直私も、病院の先生もがっくりしていたがマグロちゃん、はあまり気にしていないように思えた。

実はマグロちゃんも残念に思っていたのだが、私たちが落胆しているのをみて平静を装っていたようだ。

サイトカインが出ていたことをマグロちゃんとセイウチ父さんに話したところ、マグロちゃんはセイウチ父さんに『ハイッ!ハイタッチ!!』と、満面の笑みを浮かべてハイタッチをしていた。

https://ameblo.jp/daizumametarou/entry-11800979607.html

 絶対子宮頸がんワクチンのせいでなくてはいけない、というドグマに保護者・医者が嵌っていることがわかります。

 治療することが二の次になっているなかで、どうやって回復していくのでしょうか?