2025年もよろしくお願いいたします

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


1.感染対策

年末はインフルエンザをはじめ、多くの感染症が流行しておりました。
発熱などの患者さんには基本的に隔離室をご案内しておりますが、感染がさらに拡大して診察室が手狭になるような場合には、部屋を一時的に切り替えるなど柔軟に対応させていただくことがあります。
その際はスタッフ間で事前に判断基準を共有し、患者さん同士の接触リスクを最小限に抑えられるよう工夫いたしますので、何卒ご理解をお願いいたします。

また、飛沫感染の多くはマスクの着用である程度防ぐことが可能です。体調がすぐれない場合は、マスク着用をおすすめいたします。

2.新しい小児科へのアプローチ

特別に目新しいわけではありませんが、当院ではタミータイムや補完食(離乳食)など、近年見直しが進んでいる育児方法を柔軟に取り入れてみようと考えております。
以前から一般的とされてきた「うつ伏せをさせない育児」や「十倍粥や卵黄から始める離乳食」についても、最近の研究やガイドラインに合わせ、お子さん一人ひとりにあったより良い方法をご提案できればと考えています。ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

3.新しいアレルギーの薬・食物負荷試験について

アトピー性皮膚炎の治療薬として、デュピクセントやミチーガなどが小児で使用できるようになりました。
実際に使ってみると経過が良好である例も多いです。お子さんのアトピーでお悩みの方は、ぜひご相談ください。

また、昨年より本格的に食物負荷試験を始めました。
「食べられない」と思っていた食品を解除できたケースもございます。気になっている方はぜひご相談いただければと思います。

4.睡眠・発達・夜尿症への対応

当院では、睡眠や発達のご相談、夜尿症の治療などにも取り組んでいます。
投薬を含め、さまざまなアプローチを検討しておりますので、お困りの方はぜひご相談ください。

5.外来オペレーションの改善

院内での待ち時間を減らすため、さまざまな対策を検討しております。
たとえばインフルエンザワクチンの接種時には、接種と会計を同時に行い、接種後はそのままお帰りいただける仕組みを導入しています。
このような取り組みを他の場面でも拡大し、待ち時間を減らす工夫を進めてまいります。
また、火曜日は当面の間院長も診察し、月曜日や水曜日の外来混雑を緩和していきます。

今後は、育児や健康に関する勉強会、また親子向けのコンサートなど、地域の皆さまとの交流イベントも考えていけたらと思っております。
今年もスタッフ一同、より良い医療とサービスを提供できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。