うつ伏せあそび(タミータイム)のススメ

赤ちゃんを保護者の監督下でうつ伏せにする時間を「タミータイム」といいます。「うつ伏せあそび」とも呼ばれます。

タミータイムの利点(私見も入ります)

  • 斜頭症や発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)の予防
  • 筋力・運動能力の発達
  • 胸郭の発達や姿勢改善
  • 排気(げっぷ)しやすくなる
  • スキンシップが向上する

タミータイムの方法

  • Tummy to Tummy(親の胸の上)
  • Tummy Down Carry(うつ伏せ抱き)
  • Lap Soothe(ひざの上)
  • Eye Level Smile(顔を見つめ合う)

動画で分かりやすく学べます(日本語字幕推奨):
4 Tummy Time Positions, Tummy Time Tips for Newborns and Babies

注意点

  • 保護者が必ず見守る(寝ない)
  • 柔らかいマットや布団は避ける
  • 赤ちゃんが寝たらおもちゃは片付け、仰向けにさせる。

時間の目安

  • 最初は1日2~3回、3~5分ずつ。
  • 生後2~3ヶ月では15~30分を目標に。
  • 退院後すぐから始めても問題なし(健康・安全が確保されていれば)。

参考:米国小児科学会(AAP)
Back to Sleep, Tummy to Play(寝るときは仰向け、遊ぶときはうつ伏せ)
https://www.healthychildren.org/English/ages-stages/baby/sleep/Pages/back-to-sleep-tummy-to-play.aspx

追加

日本語のインスタライブを見つけました。
とても良いと思います。

小児科医が伝える理想の子育て|しんさん